ピックルボールとは?

ピックルボールとは

ピックルボールは、テニス、バドミントン、卓球を組み合わせたようなスポーツで、ネットを挟んでボールを打ち合うスポーツです。

ピックボールコートの大きさはバドミントンとほぼ同じで、ネットの高さはテニスより少し低く、軽くて平らな「ピックルボールパドル」を使い、硬いプラスチック製のボールを打ちます。

未経験者でもすぐに簡単にラリーやゲームができるようになり、老若男女問わず楽しめることから近年日本でも人気急上昇中です!

ピックルボールの基本的なルール

基本ルール

ピックルボール基本ルール

コートの中央にネットを張り、1人対1人(シングルス)または2人対2人(ダブルス)で対戦します。ルールは1セットマッチ、3セットマッチまたは5セットマッチで行なわれることが一般的です

1セット11点先取で行います。(1セットマッチの場合は15点先取の場合もあります)得点はサーブ側がポイントを取ったときのみ獲得できます。

サーブ

ピックルボールサーブ

テニスと同じく、サーブを対角線のコート内に入れるところからゲームが始まります。ただしテニスと違い、サーブは必ずアンダーサーブを打たなければいけません。腰より下の位置で、ラケットは下から振るように打ちます。サーブを打てるのは1回のみ。テニスのようにセカンドサーブはありません。

もう一つ特徴的なのは、サーブ側は相手のリターンを一度バウンドさせてから返球しなければいけないツーバウンドルールというものがあります。

ノンボレーゾーン

ピックルボールノンボレーゾーン

ピックルボールの最も特徴的なルールはキッチンというノンボレーゾーンがあることです。キッチンエリアに足を踏み入れてボレーをしてはいけません。

また、ボレー後に勢いで足が入ってしまってもいけません。

ピックルボールで使用するコート

ピックルボールコート

ピックルボールのコートは、バドミントンコートとほぼ同じ大きさで、テニスコートの約3分の1の広さです。高さ91.4cmのネットを挟んでプレーし、特有のルールがいくつかあります。主なコートの特徴は以下の通りです。

コートのサイズ

  • バドミントンコートとほぼ同じ大きさ(テニスコートの約3分の1)
  • 高さ91.4cmのネットを挟んでプレー

ノー・ボレー・ゾーン(キッチン)

  • ネットから2.1mの距離にあるエリア
  • このエリア内ではボレー(空中での打球)が禁止

ピックルボールで使用する道具(パドルとボール)

ピックルボールパドルとボール

ピックルボールで使用するラケットは「パドル」と呼ばれます。パドルは板状の形状をしており、卓球のラケットよりも二回りほど大きいのが特徴です。また、デザインや材質にはさまざまな種類があり、木製、アルミニウム製、カーボンファイバー製などが一般的に使用されています。

ピックルボールの魅力

誰でも爽快なラリーや試合ができる

ピックルボールは、初心者でもすぐに楽しめるスポーツです。わずか5分ほどでラリーが続くようになり、20分ほど練習すれば試合もできるようになります。テニスやゴルフのように長時間の練習を必要とせず、誰でも気軽に始められるのが魅力です。

交流を楽しめる

ピックルボールはコートが小さいため、プレーヤー同士の距離が近く、自然と会話が弾みます。また、初心者から上級者まで幅広い人が楽しめるスポーツなので、さまざまなレベルの人と出会い、交流を深めることができます。

運動効果が高く、怪我のリスクが少ない

ピックルボールは、ダイエット効果が期待できるスポーツとして注目されています。全身を使う動きが多く、短時間でカロリーを消費できるため、体を引き締める効果があります。さらに、ラケットが小さく、コートが狭いため激しい衝突を避けつつ、安全に楽しく運動を続けやすいのが特徴です。